シンポジウム概要

About Symposium

 研究大学強化促進事業が開始して約3年半が経過しました。これまで、広島大学は「URAをはじめとする研究推進体制・研究環境の整備」「世界的研究拠点の継続的創出」「優れた研究人材の確保・育成のための競争的環境の確立」「国際研究活動の活性化」の4つの研究力強化方針のもと、10年以内に世界トップ100位以内の大学を目指すべく研究力強化に向けた取組を実施しております。
 本シンポジウムは、「研究力強化に関する進捗と課題、そして将来構想」、「広島大学URA研修(伴走者型支援)」および「研究力強化に資する国際科学広報人材の育成と活用」をテーマとして、国内外の各分野における著名な専門家による講演や事例紹介等を2日間にわたって行います。そしてこれらを通して、研究力強化に関する理解を深めること、および様々な立場の参加者による議論から今後の広島大学の研究力強化のあるべき姿を明確にしていくことを目的としています。

1日目 / Day 1

 近年の我が国の大学を取り巻く環境は劇的な変化を続けており、大学においても改革・強化が求められる中、研究力強化を目的とした取組の重要性は益々高まっています。
 1日目は、前半は、研究大学強化促進事業、WPI(世界トップレベル研究拠点プログラム)等の研究力強化に関する政策動向、および世界トップレベルの大学であるパートナー校の国際連携に関する特別講演、後半は、研究大学強化促進事業を中心とした本学の研究力強化に関する取組報告から、広島大学が研究力強化をさらに促進するための課題及び将来構想について議論を深めます。

2日目 / Day2(※OIST及びJACSTとの共催 / co-organized by OIST & JACST)

 メディアが多様化する中、研究活動やその成果を積極的に海外発信していくことの重要性が一層高まっています。ただしその効果は、研究成果を生み出す研究者のみならず、海外発信を最前線で 担う科学広報人材に負うところも大きいと考えられます。
 そこで本イベントでは、「研究力強化に資する国際科学広報人材の育成と活用」をテーマとしました。前半部分では、サイエ ンス・ライター等を養成するこの分野で世界有数の高等教育機関であるUC Santa CruzのRobert Irion氏による基調講演をはじめ、海外の先進的な取組を国内でいち早く導入した沖縄科学技術大学院大学(OIST)や広島大学の 事例も紹介したうえで、そもそも科学広報人材とは誰か、その効果的な育成や活用のあり方とは何かについて検討していきます。後半部分では、科学広報活動の伝道師ともいえるOIST副学長(広報担当)のNeil Calder氏が、日本国内の国際科学広報人材が海外メディアと効果的に仕事を進めるために不可欠なネットワークの構築および活用の方法について、その要点や最新の傾向に触れていきます。また、シンポジウムの最後にはRobert Irion氏に再登場いただき、実践的なワークショップを通じて国際水準の英文プレスリリース執筆の要点は何かについての議論を行い、科学広報に関心を持つ参加者が短時間の中でも有用な知識とスキルをどのように活用できるかについて体感していく機会も提供します。
※なお、この2日目は、広島大学主催、沖縄科学技術大学院大学(OIST)及び科学技術広報研究会(JACST)共催となっております。

2017年3月13日(月)・14日(火)
March 13 (MON) and 14 (TUE), 2017

プログラム

Program

1日目

Day 1

研究力強化に関する進捗と課題、そして将来構想
Enhancing Research Capability: Progresses, Challenges, and Prospects

12:00 - 12:30 開場・受付開始 / Door and reception opens
12:30 - 12:40 開会挨拶 / Mitsuo Ochi, President, Hiroshima University
越智 光夫広島大学長
Mitsuo Ochi, President, Hiroshima University
12:40 - 12:50 来賓挨拶 / Remarks from guest of honor
文部科学省来賓文部科学省
Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (TBC)
12:50 - 13:40 特別講演1:「研究力強化と大学間格差ー何をすべきか」
Special Lecture 1: "Enhancement of Research Capability and Expanding Gaps between Universities: What should we do?"
黒木 登志夫独立行政法人日本学術振興会学術システム研究センター顧問
Toshio Kuroki, Special Advisor, Research Center for Science Systems, Japan Society for the Promotion of Science
13:40 - 14:10 特別講演2:「パートナー校からみた国際連携の可能性と課題(仮)」
Special Lecture 2: "Opportunities and Challenges in International Collaborations: From a partner institution’s perspective" (TENTATIVE)
Wilhelm BauhusDirector, Innovation office, University of Muenster
14:10 - 14:25 休憩 / Break
14:25 - 15:55 研究大学強化促進事業報告1:広島大学の研究力強化に関する取組報告
Report 1: "Progress in Hiroshima University’s Efforts to Enhance its Research Capability"
渡邉 聡広島大学副学長(大学経営企画担当)
Satoshi Watanabe, Vice President (University Management Planning), Hiroshima University
URA広島大学学術室研究企画室
University Research Administrators, Research Planning Office
研究大学強化促進事業報告2:将来構想・総合討論
Report 2: "Prospects and Discussions"
吉田 総仁広島大学理事・副学長(研究担当)
Fusahito Yoshida, Executive and Vice President (Research), Hiroshima University
15:55 - 16:00 第1部閉会挨拶 / Closing remarks for day 1 of the symposium
小左古 学広島大学学術室研究企画室長
Manabu Kosako, Director, Research Planning Office, Hiroshima University

研修 / URA Training

16:30 - 18:30 支援者のための研修 / Professional development training for supporting professionals
佐藤 万知広島大学高等教育研究開発センター
Machi Sato, Associate Professor, Research Institute for Higher Education, Hiroshima University

体験!伴走者型支援:相手の視点,価値観を聞き出す

広島大学URA研修では,独自に開発した伴走者型支援を取り入れています。
伴走者型支援では,一定期間支援者が伴走をすることで,走者の自己省察力を高め,自立した職業人になることを支援することを目的としています。(伴走者,走者はURAと大学教員の場合もあれば,URA同士という場合もあります。)
本ワークショップでは,伴走者型支援モデルの概要を紹介の上,伴走者に必要な能力の一つである,相手の視点,価値観を知るための問いかけを体験してもらいます。

場所 / Location

理学研究科大会議室(E203)

交流会 / Get-together

19:00 - 21:00 参加者交流会 / Get-together for participants of the symposium day 1/day 2
場所 / Location

学士会館1階ラ・ボエーム (予定) / La Boheme, Faculty Club (Tentative)

参加費 / Price

3,000円 / 3,000JPY

2日目

Day 2

研究力強化に資する国際科学広報人材の育成と活用
Nurturing Global SciComm Talent, Projecting Japan's Science to the World
(co-organized by OIST & JACST)

※同時通訳あり(Simultaneous Interpretation Available)

8:30 開場・受付開始 / Door and reception opens
9:00 - 9:10 開会挨拶 / Opening remarks
吉田 総仁広島大学理事・副学長(研究担当)
Fusahito Yoshida, Executive and Vice President (Research)
9:10 - 10:10 基調講演1:「研究力強化に資する国際科学広報人材の育成と活用」
Keynote Lecture 1: "Nurturing Global SciComm Talent, Projecting Japan's Science to the World (TENTATIVE)"
Robert IrionFormer Director (2006-16) and ongoing Program Advisor, UC Santa Cruz
10:10 - 11:10 日本の事例紹介:「沖縄科学技術大学院大学と広島大学の取組」
Report: "The Science Communication Fellowship Programs at OIST and Hiroshima University"
名取 薫沖縄科学技術大学院大学広報メディアセクションリーダー
Kaoru Natori, Leader, Media Section, OIST
Greta Keenan沖縄科学技術大学院大学Science Communication Fellow, OIST
三代川 典史広島大学学術室研究企画室シニアURA
Norifumi Miyokawa, Senior Research Administrator, Hiroshima University
Richard O'Conner広島大学Science Communication Fellow, Hiroshima University
11:10 - 12:00 ディスカッション1 / Discussion 1
モデレーター / Moderator
角林 元子ResearchSEA / 東京大学
Motoko Kakubayashi, Motoko Kakubayashi, ResearchSEA / University of Tokyo
パネリスト / Panelists
名取 薫沖縄科学技術大学院大学広報メディアセクションリーダー
Kaoru Natori, Leader, Media Section, OIST
Greta Keenan沖縄科学技術大学院大学Science Communication Fellow, OIST
三代川 典史広島大学学術室研究企画室シニアURA
Norifumi Miyokawa, Senior Research Administrator, Hiroshima University
Richard O'Conner広島大学Science Communication Fellow, Hiroshima University
12:00 - 13:00 休憩 / Break
13:00 - 14:00 基調講演2:「研究力強化に資する海外メディアとのネットワーク構築」(仮)
Keynote Lecture 2: "Building Networks with International Media for Enhancing Research Capability (TENTATIVE)"
Neil Calder沖縄科学技術大学院大学副学長(広報担当)/ Vice President (Communications & Public Relations), OIST
14:00 - 16:00 ワークショップ:「英文プレスリリース原稿作成」(仮)
Workshop: "Writing press releases in English (TENTATIVE)"
Robert IrionFormer Director (2006-16) and ongoing Program Advisor, UC Santa Cruz
16:00 - 16:30 ディスカッション2 / Discussion 2
モデレーター / Moderator
角林 元子ResearchSEA / 東京大学
Motoko Kakubayashi, ResearchSEA / University of Tokyo
パネリスト / Panelists
Neil Calder沖縄科学技術大学院大学副学長(広報担当)/ Vice President (Communications & Public Relations), OIST
南波 直樹北海道大学
Naoki Namba, Leader, International Public Relations Team, Hokkaido University
山内 雅弥広島大学副理事(広報担当)
Masaya Yamauchi, Vice Executive (Public Relations), Hiroshima University
16:30 閉会挨拶 / Closing remarks
小左古 学広島大学学術室研究企画室長
Manabu Kosako, Director, Research Planning Office, Hiroshima University

ポスターセッション / Poster Session

16:45 - 18:45 ポスターセッション兼交流会 / Poster session and information exchange session over refreshments

プレゼンターの所属機関で行っている科学広報の取組、その人材育成や体制整備に関する目標や成果、課題について報告し、参加者がその共通点や相違点等について効率的かつ効果的に把握、議論できる機会を設けるために本セッションを開催します。みなさまにとって、自らの課題や可能性を再認識できる有用な機会になると思いますので、奮ってご参加ください。
※聴講のみの参加も可能です。

場所 / Location

マーメイドカフェ

参加費 / Price

3,000円(軽食・ドリンク付)

テーマ

科学技術広報およびその人材育成・体制整備に関する事例・研究紹介

言語

日本語優先、英語も可(ただし、外国人の参加も想定されます)

サイズ
  • ポスターは横79cm×縦109cm以内に収めてください
  • 演題番号は事務局で準備します
  • 演題名、所属、氏名等のタイトル部分はご自身でご準備ください(横70cm×縦9cm)
  • 詳細はPDFファイルを参考にしてください

会場

Venues

広島大学中央図書館ライブラリーホール(広島大学東広島キャンパス) / Library Hall, Central Library (Higashi-Hiroshima Campus)

※このシンポジウムは東広島市の助成によって支えられています。 / This symposium is subsidized partially by the Higashi-Hiroshima City Government.

アクセス

Directions

周辺案内

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